日本保健物理学会

HOME > 大会・行事 > 日本技術士会 原子力・放射線部会主催特別講演会のご案内

日本技術士会 原子力・放射線部会主催特別講演会

 

更新 令和元年6月13日

 

日本保健物理学会
会員の皆様

 

 下記の通り、日本技術士会 原子力・放射線部会の全体会議(総会)終了後に、特別講演会を開催致します。日本技術士会会員以外の方も参加できますので、ご案内申し上げます。

 

【特別講演】
1.日時:令和元年6月21日(金)15:00~17:00

 

2.場所:機械振興会館 6階 6-67会議室(東京都港区芝公園3-5-8)
  東京メトロ日比谷線「神谷町」駅下車徒歩約7分

 

3.講演者:小出 重幸氏(日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ))

 

4.演題:「原子力の信頼とは 社会と技術の接点を見直す」

 

5.開催趣旨と講演概要
 技術士(原子力・放射線部門)は、2001年、技術士制度への原子力部門設置の要望を日本原子力学会が文部科学省対して行ったことに端を発する。その趣意は、当時の業界内のトラブルや不祥事に対し、組織ではなく個の、技術と倫理に基づく信頼により、社会や人々と技術を繋ぎ、業界の信頼回復に寄与することであった。また、コンピテンシーを尺度に、科学技術系の高等教育から専門職技術者の国際的な質の同等性を担保しようする国際的な人材育成の流れがあり、今夏から、技術士試験制度も変わります。私どもはそれらの趣意を体現すべく、特に社会人教育を中心とした人材育成により、社会に貢献することを目指しています。
 一方で、震災に伴う原発事故後、社会と人に目を向ける真摯な対応が原子力業界内に広がったものの、今再びかつての姿勢に戻りつつあること、及び人材育成が技術継承や若者の獲得に傾倒し、社会や人との信頼構築を担う視点があまり重視されていない事にも強い危機感を抱いています。

 今回、演題のような意見を常に発信されている小出重幸氏をお呼びし、原子力を中心とした失敗事例や逆に回復に貢献した例を手がかりに、社会と技術の接点を見直すという意味での”技術者の信頼”とは何かを共に考えるという講演を企画いたしました。
 私ども技術士としては、原子力業界にとって人材が備えるべき資質についてあらためて問い直し、そこから技術士の資質(コンピテンシー)への期待と役割に関して各々が導き出したいと考えております。

 

6.会費:会員500円、会員外1000円
  (日本保健物理学会員は、技術士会員と同額(500円)で受講することができます。

 

【申込み方法】
 1)技術士会のHP(http://www.engineer.or.jp/)をアクセスし、【技術士CPD】をクリック


 2)【技術士CPD】の頁の中段あたり【CPD行事情報・案内】をクリックすると、【一般向けCPD行事予定】の画面が現れる。


 3)行事の一覧が表示されますので、6月21日の原子力・放射線部会行事の欄の左端にある申込ボタンをクリック


 4)【一般CPD行事申込】の情報が出てきますので、必要な入力事項を入力して下さい。
 なお、主催者への連絡事項の欄がありますので、日本保健物理学会員であることを入力ください。
 日本技術士会と日本保健物理学会はCPD行事に関する覚書を締結しており、指定したCPD行事は相互に会員と同じ扱いになります。


 5)最後の確認の画面が出てきますので、そこで確定すれば、手続き完了です。

 

【問合せ先】sasaki.satoru @ jaea.go.jp
 (担当:日本技術士会 原子力・放射線部会 部会長 佐々木)

 

以上

戻る

大会・行事

一般社団法人日本保健物理学会 事務局

TEL: 03-6205-4649 / FAX: 03-6205-4659

E-mail: exec.off@jhps.or.jp

ページトップ