更新 平成29年9月8日
日本保健物理学会シンポジウム
「放射線防護標準化委員会―ガイドライン紹介―
放射性核種ごとの防護上の制限値に関する専門研究会報告会」 概要報告
○ 日時:2016年2月5日(金) 10:00~16:30
○ 場所:東京大学 工学部5号館53号講義室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_06_j.html
○ 趣旨:
日本保健物理学会放射線防護標準化委員会から「放射線業務従事者に対する健康診断のあり方ガイドラインについて」が発行されました。また「汚染した物の搬出のためのガイドラインについて」は公衆審査を終えて審議を行っているところです。これらのガイドラインの紹介の企画行事を開催いたしました。また午後には、2015年度から2016年度にわたり日本保健物理学会に設置された、“放射性核種ごとの防護上の制限値に関する専門研究会”の成果がまとまりましたので、専門研究会報告会を開催いたしました。
○ プログラム
【第一部】放射線防護標準化委員会―ガイドライン紹介―
10:00-10:10 開会挨拶 吉田浩子(東北大:企画委員長)
座長 河野孝央(日本遮蔽技研)
10:10-10:55
放射線業務従事者に対する健康診断のあり方ガイドラインについて 服部隆利(電中研)
10:55-11:40
汚染した物の搬出のためのガイドラインについて
(計画被ばく状況、現存被ばく状況、緊急時被ばく状況における) 橋本 周(JAEA)
11:40-12:20
質疑応答
12:20-13:30(休憩)
【第二部】放射性核種ごとの防護上の制限値に関する専門研究会報告
座長 松本雅紀(放医研)
はじめに
13:30-13:40 研究会の設立趣旨と活動経緯 中村尚司(東北大)
現状と課題の整理
13:40-14:00 放射性核種ごとの防護上の制限値に関して 荻野晴之(電中研)
14:00-14:20 防護上の制限値の導出に関して 早川信博(MHI NSエンジ)
14:20-14:30 質疑
休憩(14:30-14:50)
国内外の動向調査
14:50-15:10 線量評価に関して 岩井敏(原安進)
15:10-15:30 輸送安全基準に関して 近内亜紀子(海技研)
15:30-15:40 質疑
まとめ
15:40-16:10 今後の取り組みについて 山中庸靖(元、日立製作所)
16:10-16:20 質疑
16:20-16:30 閉会挨拶 中村尚司(東北大)
主 催 一般社団法人日本保健物理学会
共 催 日本放射線安全管理学会