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ワークショップ「低線量リスクに関するコンセンサスと課題の明確化」

 
更新 平成31年4月16日
 
○日時:2019年6月21日(金)13:30-17:00
○場所:東京大学工学部2号館213講義室
○主催:低線量リスク委員会(日本保健物理学会と日本放射線影響学会合同委員会)
 
○主旨:
 低線量(率)放射線被ばくの健康影響の推定に関する取組みの多くは、LNTモデルをベースにしたリスク予測計算か、DNA損傷・修復とがんを定性的に結びつける放射線生物学的な議論に偏ることが見受けられます。それゆえ、低線量リスクの科学的理解と社会的理解が進んでいない現状があります。そこで日本保健物理学会と日本放射線影響学会は合同の委員会「低線量リスク委員会」を設立し、低線量リスク推定の現状と課題をコンパクトに整理し、放射線防護の基礎にある科学的理解と社会的理解を加速するためのバランスある共通認識の構築を目指して議論を深めてきました。
 低線量リスクに関するコンセンサスと課題のとりまとめに向け、現在の検討状況を委員から紹介し、広く意見を伺うためのワークショップを標記のとおり開催いたします。本ワークショップの参加は会員・非会員を問いませんので、関心のある方々の多くのご参加をお願いします。
 
○プログラム(案)
13:30-13:35 開会挨拶 座長:甲斐 倫明(大分看護科学大)
(以下発表15分、質疑5分を予定)
13:35-13:55 低線量・低線量率とは 冨田 雅典(電中研)
13:55-14:15 DNA・細胞レベルで起きること 小林 純也(京都大)
14:15-14:35 組織の変化 酒井 一夫(東京医療保健大)
14:35-14:55 発がんメカニズムに関する知見 今岡 達彦(量研機構放医研)
14:55-15:15 放射線によるがん化 児玉 靖司(大阪府立大)
休憩20分(予定)
15:35-15:55 放射線の疫学 小笹 晃太郎(放射線影響研究所)
15:35-16:15 放射線がんリスクの評価 佐々木 道也(電中研)
16:15-16:35 継世代影響 吉永 信治(広島大)
16:35-16:55 低線量リスクに関する放射線防護の考え方 高原 省五(原子力機構)
16:55-17:00 今後の予定 佐々木 道也(電中研)
 
問い合わせ先:exec.off @ jhps.or.jp
なお、本ワークショップは事前登録、参加費どちらも不要です。
 
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