更新 令和2年8月18日
(趣旨)
線量のベンチマークとなる自然放射線からの年線量を評価することは古くから行われてきた取組みである。我が国では多くの研究調査が行われてきたが、基礎データとなるデータベースは存在しない。日本保健物理学会は臨時委員会を設置し、定期的に国民線量評価として報告する仕組みを検討してきた。本調査研究では、その一環として、医療被ばくも視野に入れた国民線量評価のためのデータベース設計を行い、プロトタイプを構築する。
(メンバー)
Omori, Y., Hosoda, M., Takahashi, F., Sanada, T., Hirao, S., Ono, K., Furukawa, M. Japanese population dose from natural radiation. Journal of Radiological Protection. 40(3): R99-R140 (2020)
https://iopscience.iop.org/article/10.1088/1361-6498/ab73b1/pdf