日本保健物理学会

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2023年5月19日 更新

 1F事故関連記事検討WG

 

1.  WG設立趣旨

 2011年3月11日に起きた東京電力福島第一原子力発電所(1F)事故から11年が経過した。この間、本学会ではさまざまな1F事故に関連した活動に取り組んできた。本学会の学会誌である「保健物理」にもこれらの取組に関する紹介記事や会議報告、特集記事等を数多く掲載してきた。また、学会活動と関係なく、会員からの関連研究成果の投稿も多くなされている。その範囲は、環境移行挙動・測定、線量測定・評価、リスクコミュニケーション、被ばく医療、廃棄物管理、食品汚染等、多岐にわたっている。学科員・非学会員からの巻頭言で述べられた言葉も事故の教訓として忘れてはならない。このような記事は1F事故の経験を後の世代に引き継ぎ、将来の原子力災害時への備えとして、大変有効なものと考えられる。このような知見が散在することなく、整理され、要点や課題がわかりやすく取りまとめられているものが会員間で共有できるようにするとともに、11年が経過した現在から振り返り、新たな視点から情報を発信していくことは重要である。このため、これらの情報収集と分析のために「1F事故関連記事検討WG」の設置を希望する。

 本WGの目的は、これまで、本学会の学会誌である「保健物理」に掲載された記事を抽出し、記事区分や記事内容から整理、分析することである。さらに、その分析に基づいて、どのような課題と教訓が示されたのかをとりまとめ、広く発信することとする。

 

2.メンバー

委員長          横山須美   (長崎大学)

副委員長         飯本武志   (東京大学)

幹事         青天目州晶  (フジタ)

委員             五十嵐隆元  (国際医療福祉大学成田病院)

委員             岩岡和輝     (量子科学技術研究開発機構)

委員               加藤昌弘   (産業技術総合研究所)

委員               川端方子     (千代田テクノル)

委員       島田洋子   (京都大学)

委員               鈴木晃    (放射線影響協会)

委員             高原省五     (日本原子力研究開発機構)

委員             浜田信行   (電力中央研究所)

委員             藤淵俊王   (九州大学)

委員               細田正洋     (弘前大学)

委員             山西弘城   (近畿大学)

委員               吉田 晃       (日本レイテック)

オブザーバー 前田 剛     (日本原子力研究開発機構)

 

3.議事

第1回会合 2022年7月27日 13:30 -15:00(オンライン)

議題:1. WG設置の趣旨

   2. 記事の分類・分担

   3. 進め方・スケジュール

   4. その他

 

第2回会合(リーダー会議)2022年12月13日 12:00 -13:00(オンライン)

議題:1.  学会誌掲載時の執筆著者名の記載方法について

   2.  執筆内容及び章立てについて

   3.  個別記事について

   4.  その他

 

第3回会合(リーダー会議)2023年2月 7日 12:00 -13:00(オンライン)

議題:1. 前回の議事録の確認

   2. 概要記事の進捗,個別記事の執筆依頼状況について

   3. 今後のスケジュールについて

   4. その他

 

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