2024年9月27日
日本保健物理学会
会員の皆様
受動形個人線量計の空港保安検査時の線量調査に関する検討委員会 専門研究会
主査 伊知地 猛
アンケートにご協力ください(受動形個人線量計の空港保安検査に係る運用について)
昨今、空港の保安検査装置の高度化(CT型X線装置の導入)により、受動形個人線量計を手荷物または預け荷物に入れて保安検査を通過すると、個人線量の記録レベルに対して無視できない線量が照射され、放射線業務従事時の本人被ばくと関係ない線量が検出される事例が多数発生しています。
2023年秋に改正RI規制法施行規則が施行され、放射線業務従事者の外部被ばく線量について信頼性の高い測定が要求されることとなった現状を鑑み、日本保健物理学会放射線防護標準化委員会では、空港の保安検査を念頭に置いた個人線量計持ち出しに係る運用方法に関するガイドラインの策定を計画しています。当専門研究会は、放射線防護標準化委員会が作成するガイドラインの技術的根拠になりうるものを提供すべく設置され、活動しています。当専門研究会の活動状況は、http://www.jhps.or.jp/cgi-bin/info/page.cgi?id=113をご確認ください。
この活動の一環として、全国の放射線事業者が行う受動形個人線量計の空港保安検査に係る運用について、現状を把握することを目的として、以下の通りアンケートを実施することといたしました。
学会員の皆さまには、当専門研究会の活動目的をご理解いただき、どうかアンケートにご協力いただけますようお願い申し上げます。
記
1 アンケート期間:2024年10月~2025年1月末
2 アンケートの形式:Google form
※ネットワークセキュリティの都合上、オンライン回答ができない場合は問い合わせ先にご相談ください。
3 アンケートの実施ページ:https://higaki.ric.u-tokyo.ac.jp/jhps-senken/
※日本保健物理学会HP内にある専門研究会のページからもアクセスできます。
4 アンケートに関する各種の問い合わせ先:
当専門研究会幹事 牧大介(千代田テクノル大洗研究所)
maki-d[at]c-technol.co.jp
※[at]を@に置き換えてください。
以上