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お知らせ

日本技術士会 原子力・放射線部会から講演のご案内

更新平成30年9月12日

 

日本保健物理学会
会員の皆様

 

 日本技術士会 原子力・放射線部会主催の原子力防災に関する山田裕氏((国研)量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所)講演のご案内です。
 日本保健物理学会員は、技術士会正会員と同額で受講することができます。

 

1.日 時:平成30年9月21日(金)18:00~20:00

2.場 所:機械振興会館 6階 6-65号室(東京都港区芝公園3-5-8)
  東京メトロ日比谷線「神谷町」駅下車徒歩約7分

3.講演者:山田 裕氏 (国研)量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所

4.演 題:「低線量・低線量率放射線影響評価の最新の動向」

5.講演の概要
 放射線被ばくによる健康リスクは、過去の被ばく事故や広島・長崎の原爆被ばく者の追跡調査に基づく疫学研究を中心に評価されています。しかし、低線量の被ばくによる健康影響は、他の健康リスクと比較して統計的に有意な差が得られないほど小さく、定量的評価は難しい状況です。1F事故においても、避難・飲食摂取制限等により被ばくは低く抑えられており、健康影響は限りなく小さいことが想定されます。
 一方で、チェルノブイリ事故の際の甲状腺がん増加と県民健康調査の結果とを比較して、同様の影響をご心配されている方も少なくありません。専門家でも、前提条件等を正確に理解し説明できる人が多くないと認識しています。
 そこで、低線量被ばくのリスクに係る現状(最新)の知見、説明可能な部分と未解明の部分を学び直し、これらに向き合うための材料としたいと思います。
 講師には、日本保健物理学会「低線量・低線量率リスク推定法専門研究会」に参加された(国研)量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 山田裕氏を迎え、同研究会での検討内容、その背景にある、低線量・低線量率リスクに係る国内外の動向、関連する分野の最新の研究の状況等について、やさしく解説していただきます。

 主要な内容は以下の通りです。
(1)放射線の生体影響と放射線防護の概要
(2)低線量・低線量率放射線被ばくのリスク評価に係る課題
(3)福島一原子力発電所事故における放射線リスク評価
(4)住民の方と向き合うために


 なお、終了後、放射線防護をテーマに少人数のグループに分かれて50分程度の意見交換(安全文化を考える座談会)を予定しており、時間の許す方は合わせて参加ください。

 

6.会費:会員500円、会員外1,000円

 

【申込み方法】
1)https://www.engineer.or.jp/ippan/dmsw0211.phpへアクセス
2)行事の一覧が表示されますので、9月21日の原子力・放射線部会行事の欄の左端にある申込ボタンをクリック
3)「一般CPD行事申込」の情報が出てきますので、必要な入力事項を入力してください。
なお、主催者への連絡事項の欄がありますので、お手数ですが、日本保健物理学会員であることを入力ください。
4)最後の確認の画面が出てきますので、そこで確定すれば、手続き完了です。

 

【問合せ先】
横堀 仁 yokobori @ pluto.interq.or.jp

 

以上

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一般社団法人日本保健物理学会 事務局

TEL: 03-6205-4649 / FAX: 03-6205-4659

E-mail: exec.off@jhps.or.jp

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