更新平成30年6月7日
投稿の手引きに記載されていますように、「保健物理」に投稿された論文の査読では,論文内容の新規性,有益性,正確性,論理性,従来研究(理論,経験則や既知の実験結果)との整合性,等の項目について,投稿区分に応じて客観的に評価されます。具体的には、下記のような項目について評価されます。
なお編集委員会による審査で採否が決定する投稿区分(「報告」「話題」)についても、原則として、該当する項目に関して審査が行われます。
〇新規性
以前に出版された内容が含まれていないか?(原著論文・ノート・資料・レポート)
既に公開されている情報だけでなく、新たな情報を提供する記事であるか?(全ての区分)
〇有益性
保健物理に関係した事項※を扱っているか?(全ての区分)
※放射線防護,人工・自然放射線(能),線量評価,個人モニタリング,環境モニタリング,
放射線影響・リスク,放射性廃棄物,デコミッショニング,職業被ばく,医療被ばく,
非電離放射線防護,安全規制,訓練・教育,リスクコミュニケーションなど
〇正確性
科学的に正しい内容であるか?(全ての区分)
参考文献は適切で最新のものが引用されているか?(原著論文・ノート・解説・資料・レポート)
〇論理性
記事の構成(章立て等)は適切で、論理展開に無理はないか?(原著論文・ノート・解説・資料・
レポート)
想定される読者にとって理解できる内容か?(全ての区分)
〇従来研究との整合性
記事に書かれている内容は、既知の論理や良く知られた経験知と比べて矛盾はないか?(全ての区
分)
研究不正防止のため、査読中に次のような項目が疑われると考えた場合、編集事務局にご連絡ください。
・ねつ造:存在しないデータ,研究結果等を作成すること
・改ざん:研究資料・機器・過程を変更する操作を行い,データ,得られた結果等を真正でないもの
に加工すること
・盗用:他の研究者のアイデア,分析・解析方法,データ,研究結果等を当該研究者の了解または適
切な表示なく流用すること
・二重投稿
・利益相反の申告漏れ
・不適切なオーサーシップ
以上