日本保健物理学会第50回研究発表会は、日本放射線安全管理学
会第16回学術大会との合同大会として大分市で開催します。大分市
での日本保健物理学会の開催は、平成11年以来の18年ぶりとなりま
す。記念すべき第50回の研究発表会を初めて、日本放射線安全管理
学会の学術大会と合同で開催することができますことを、日本放射線
安全管理学会の松田会長をはじめ関係者の方々のご理解とご協力に
感謝申し上げます。
第50回の記念となる研究発表会は、日本放射線安全管理学会と合
同大会を行いますので会期も3日間となります。放射線防護学、保健
物理学・放射線管理に関する様々な研究者・技術者・実務家の皆様
が一堂に会して活発な議論を展開することができればと考えておりま
す。今後ご案内する応募要領を参照の上、奮ってご参加くださいます
ようご案内申し上げます。
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平成14年4月に発行された日本放射線安全管理学会誌創刊号
の巻頭言で、西澤邦秀初代会長は「混沌へのチャレンジ」として、
放射線安全管理学にふさわしい多様な価値観を包含する新しい
概念を作り上げる意気込みを語っておられます。それから15年が
過ぎた今、放射線安全管理の現場に直結した学術的基礎を考
究、 サイエンス&テクノロジーの両輪を推進、多分野にまたがる
学際領域を形成、社会との接点の広がりなどに放射線管理学会
の特徴が見え始めています。社会力の確保と科学力の発展を掲
げて平成28年4月に一般社団法人化を行い、そこでお約束した学
術事業運営方針の一つが関連学協会との連携強化による総合
力、発信力を高めることでした。
このたび、その一つのチャレンジとして甲斐会長率いる日本保健
物理学会との合同開催に踏み切ることといたしました。関係者の
皆様のご理解に感謝申しあげますとともに、会員の皆様におかれ
ましては短い準備期間ではありますが、積極的な演題申し込みを
お願いいたします。
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