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お知らせ

「非破壊検査分野等でのエックス線作業者への 放射線安全教育に関する専門研究会」の設置について

2024.05.13

日本保健物理学会

会員各位

企画委員会

 

「非破壊検査分野等でのエックス線作業者への

放射線安全教育に関する専門研究会」の設置について

 

 このたび、専門研究会運営細則(細則第C-1-1号)第2条第3項に基づき、令和6年度に新たに設置する「非破壊検査分野等でのエックス線作業者への放射線安全教育に関する専門研究会」について通知するとともに、研究会員を募集いたします。

研究会員として参加することを希望される学会員は、令和6年6月3日までに当該専門研究会・幹事の古渡 意彦氏(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 kowatari.munehiko(at-mark)qst.go.jp、(at-mark)を「@」に置き換えてください)まで、その旨ご連絡いただきますようお願いいたします。

 なお、同細則第3条第1項に基づき、研究会員は学会員である必要があり、原則として他の研究会員を兼ねることはできませんのでご注意ください。

 

1.専門研究会の名称

 「非破壊検査分野等でのエックス線作業者への放射線安全教育に関する専門研究会」

 

2.提案者

 古渡 意彦 氏(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構)

 

3.提案理由

 本専門委員会は、エックス線作業主任者が選任され作業管理等がなされている事業場においてもエックス線被ばく事故が散発している現状を鑑み、「エックス線被ばく事故検討WG」で得られた成果や課題を引き継いで、エックス線作業主任者や作業者等の安全管理等への取組み調査及び労働安全に係る能力向上に効果的な教育訓練内容を構築し、放射線安全文化の定着とさらなる醸成を目指すものである。

 

4.計画の予定

①1年度目

 初年度は、エックス線作業主任者及び作業者のエックス線安全管理に係る取組み状況をJHPS及びJANDT等関連団体を通じたアンケート調査で実施予定である。同時に、RI規制法における放射線取扱主任者の定期講習等、関連する定期講習制度について調査する。エックス線作業における放射線安全教育に盛り込む内容として、エックス線装置による被ばく事故事例からの教訓に加え、事故回避に資する注意喚起及び放射線防護対策を促すような内容が望ましい。それらの検討と同時に作業場での予備測定を行う。

 

②2年度目

  初年度に実施予定のアンケートについて内容等を修正し、未回答の事業者までカバーできるよう調査を継続するとともに、許可の得られた事業場での現地ヒアリングを行う。併せて、事業場におけるエックス線装置による事故時の被ばく線量評価のための測定を行い、放射線安全教育に資する教育資料を作成する。

 

5.予定される研究会員

委員(主査) 古渡 意彦(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構)
委員(幹事) 古渡 意彦(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構)
委員 飯本 武志(東京大学)
委員 榎本 敦(東京大学)
委員 橋本 周(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)
委員 片岡 憲昭(東京都立産業技術研究センター)
委員 辻 智也(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)
委員 五十嵐 悠(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)

 

 

6.設置予定期間

 令和6年4月~令和8年3月

 

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