日本保健物理学会
会員の皆様
日本保健物理学会 国際対応委員会
IRPA Women in Radiation (WiR) への意見募集のお知らせ
国際放射線防護学会IRPAでは、Women in Radiation (WiR)のTGが活動(下記ご参考ください)
しており、現在以下の内容について各加盟学会の意見を収集しております。
1. ジェンダーバランスに対する偏見や差別に対処し、排除するための戦略。
Strategies to address and eliminate bias and discrimination towards gender balance.
例:偏見や差別をなくすための教育やFD*等。あるいは、第三者による相談窓口設置。
2. RP強化のための地域-国際協力とジェンダーの視点による放射線防護文化の強化。
Regional-international cooperation for strengthening RP and Enhancing Radiation Protection Culture through a Gender Perspective.
例:good practiceの共有。偏見や差別をなくすための教育やFD等を使った経験の共有。
*FD(ファカルティ・ディベロップメント):内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/003/gijiroku/06102415/004.htm
上記についてご意見がありましたら学会事務局までお寄せくださいませ。
国際対応委員会と理事会で確認後、IRPAに提出させていただきます。
ご意見は日本語でも英語でも構いません。また性別も問いません。
意見提出先:一般社団法人日本保健物理学会 <exec.off@jhps.or.jp>
(整理のため、メールの件名は「IRPA WiRへの意見」としてください。)
締切:2023/5/30 17:00JST
<<WiRについて(IRPAのHPより)>>
はじめに
ジェンダーの視点は、あらゆる文化の発展、特に放射線防護(RP)の強化を理解する上で非常に重要ですが、
放射線防護において、女性は主に4つのレベルの問題―社会文化的、制度的、女性の主体性、そして男女の
連帯がないことに直面しています。女性が意思決定の場から遠ざかり、また、科学、技術、工学、数学(STEM)
の分野で専門的なキャリアを女性が積むことができない、社会文化的な、女性が活動する役割に関する構造があります。
目的
IRPAにおいて、RPにおけるジェンダーの視点に関する経験や価値観の幅広い共有を促進すること。RPにおける
女性のためのIRPA'Sステートメントを作成すること。これらの要素により、各国の職場で行使されている実際の
機会、役割、権限を評価し、機会均等を視野に入れた行動を促進・誘発することができる。
https://www.irpa.net/page.asp?id=54847
https://www.irpa.net/members/ToR%20IRPA%20TG%20on%20Women%20in%20Radiation.pdf